240形

 

製造年:1960

製造数/現存数:8両/5両

概要:全車札幌綜合鉄工共同組合で製造された道産電車。210形以来続くシリーズの車両ながら240形からは竣工時から関節非自動制御が採用されている。

元々はツーマン車で落成しているが69〜71年にかけてワンマン化されているが245号のみワンマン化されずに事故廃車となっている。元々はフロントガラス上下にそれぞれ1灯ずつライトを備えていたが、幾度かの更新を経たのち現在のフロントガラス下に2灯並ぶ形へ改められ見た目が変わっている他、15年から随時行われているLED表示機への転換も対象となり交換されている。

210形シリーズとしては最大数で現存率が高い。

20年より置き換えが始まり、20年9月に242号が、21年9月に248号がそれぞれ廃車となった。なお248号は有志の手により旧幌北車庫跡の札幌サンプラザに静態保存されている。