50系客車とキハ56との合作キハ141系

製造初年:1990年(苗穂、五稜郭、釧路で改造)

運   用:千歳線・室蘭本線(札幌ー室蘭)

現   状:キハ141系トップナンバーの1編成2両が廃車解体される。車両は少々あまり気味で、バーベキューカーや団臨でも最近では使用され、札沼線以外でも見ることができるようになって来た。札沼線電化で徐々に数を減らしており、既にミャンマーへ輸出されたものもある。

備   考:都市化が進む札沼線沿線の需要に応えるため、余剰車となっていた50系客車を気動車に改造したのがキハ141系で、キハ141〜144までの系列に渡る。ところどころに50系客車を色濃く残す気動車。キハ141、キハ142はキハ56からの廃車発生品の台車を流用し、キサハ144ではキハ56の廃車発生品の付属台車を流用している。キサハ144はトレーラーであり発電エンジンは積んでいるが駆動機関を持たない。

・2012年10月27日のダイヤ改正よりキハ143系のみワンマン化改造された上同線区から撤退した711系に変わり室蘭本線の普通列車に転用され、残りは全廃となる。

・札沼線電化により余剰になった車両の一部はJR東日本に売却の後SL用客車に700番台となって転用

※画像をクリックすると別画面で大きく見られます。

 トレーラーのキサハ144。動力を持たないためキハ141系でもっとも50系に近い存在といえよう。

 キハ141系の台車。キハ56全廃後としては貴重な足回りで、キハ56と50系客車の集合体とも呼べるかもしれない。

 キハ141の車内

 キハ142の車内

 

戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送