多目的車両として投入、キハ２６１系５０００番台

製造年：２０２０、２０２１

運行区間：札幌ー富良野（フラノラベンダーエクスプレス）、道内の気動車特急列車

現　　状：キハ２６１系ＳＴー５１０１編成は２０２０年から、ＳＴー５１０２編成は２０２１年から運用開始

概要：キハ１８３系のリゾート編成を置き換えるべく既に実績があったキハ２６１系１０００番台をベースに開発。それまでリゾート編成が担ってきた季節列車や団体列車の他、定期特急や定期特急の増発便対応、車両数がギリギリでトラブルの際リゾート編成で代走になることが多かったの宗谷線のキハ２６１系０番台のサポートなど多目的な運用に対応すべく開発、製造された。

１編成目ははまなす編成とし、ピンクがベースカラー、２編成目はラベンダー編成とし青系のラベンダー色をベースとしている。このうちラベンダー編成に関しては製造後北海道高速鉄道開発がＪＲ北海道から車両を取得、保有してＪＲ北海道に無償賞与する形となっている。なお北海道高速鉄道開発の車両購入費の大部分を国と道からの支援を受け車両を取得しているので、実質的に国と道が取得した車両というのに等しい形となっている。

１０００番台と差別化を図るため座席ごとにはまなす、ラベンダー、緑、オレンジの４色を背ずり部分に配色し、シートの構造も変更、キハ２６１−５１００番台にはフリースペースのラウンジとしカウンター席とボックスシートを配置している。

なお通常は５両編成だが、１０００番台を挟み込むなどして最大１０両編成まで対応可能となっている。

　２編成目のラベンダー編成

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