全道で地域住民の足を支え続ける国鉄型キハ40系

製造初年:1976年

現   状:一部老朽化対策でリニューアル車あり

運行区間:宗谷本線、石北本線、繊毛本線、日高本線

備   考:キハ40系列はキハ40型の他、キハ48型、キハ400型なども存在する。またキハ40型も、700番代、300番代、330番代、1400番台、1700番代など、多様な区番台に分かれる。

・330番代は元宗谷線急行向けとしてキハ40系を急行仕様のキハ400系に改造したものを再度改造し、キハ40系に戻したものである。また、キハ400系500番代は座敷車である。 

・1700番台は老朽化対策として、機関のリニューアル、屋根上の水タンク除去などを行ったもので、リニューアル前の番号に1000をプラスしたもの。なお、1700番台に一部事故廃車が発生している。

・映画で使われ鉄道員号として運転されていたキハ40−764は現在幾寅駅にカットされてはいるものの保存されている。廃車になった理由の1つとして視認性の悪さや改造に伴う不具合などがあったとされている。

・元宗谷線急行車で唯一の生き残りであったキハ480−304が2006年10月6日付けで廃車となったため、キハ480は廃形式となる。

・同じ形式でも所属地によって若干の色や仕様の違いが見られる。

・苫小牧運転所所属のキハ40−789はキハ400、キハ480へ改造時、同時にキハ400と同じものへ機関の載せ変えが行われているが、こちらはキハ40のままである。現在は09年3月に全検をパスしイレギュラー的扱いながらも苫小牧運転所の運用範囲で活動している。

・400番台は札沼線石狩当別ー新十津川間向けに馬力アップされた車両で401と402の2両しか存在しない。

・2010年釧路支社所属の3両が国鉄色となった

・2020年に導入開始となったH100形に順次置き換えられ、その活動範囲は急速に狭まりつつある他、路線の廃止などもあり廃区番台が相次いでいる

 

※写真をクリックすると別画面で大きく見ることができます

 

札沼線向け300番台の車内は2+1列化され、たくさんのつり手、クールファンが設けられており、デッキレスに改造され都市輸送に対応している。 機関転装されているキハ40−789号。機関は載せ変えているが1700番台のような改造は行われていない。 鉄道員で使われ、廃車までその姿をとどめたキハ40−764 (函館本線 大麻ー野幌)

キハ40系車内

延命工事の後1700番台となった車両。目に見える変更点は屋根上の水タンクが撤去されている点である。

札沼線専用で2両しかない400番台 日高線用350番台

元宗谷線急行のキハ480で運用終了後はキハ48形1330番台になった車両

座敷改造されたキハ400系500番台 (函館本線 ニセコー比羅夫

キハ400系500番台の車内 

日高本線用350番台の車内

 

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