その他の車両達

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雄大な景色の中をゆっくり走るトロッコ車両510系

製造初年:1998年

運   用:釧路湿原ノロッコ(釧路ー塘路)

      流氷ノロッコ(網走ー知床斜里) ※2016年2月の運行をもって廃止

      富良野 美瑛ノロッコ(旭川・美瑛ー富良野)    

備   考:釧路運輸車両所所属の編成と、旭川運転所所属の編成の2編成が存在する。

50系客車からの改造で登場、機関車の機回しの手間を省くため、客車側にも運転台を設け、この運転台でも機関車を操作できる仕組みになっている。

このうち、釧路編成のオハ510−1は50系客車がほぼそのまま残されている形となっている。

好評であるため、各編成とも増結車両がそれぞれ登場している。増結車には元カートレイの貨車が客車として改造されている。

・釧路編成の牽引機であるDE10 1660号機は初代ノロッコ編成時代からノロッコ編成牽引に従事している

  富良野・美瑛ノロッコ編成

 

年1回本州からレンタルでやってくる電気・軌道総合試験車キヤE193系

 

製造年:2002年 (新潟鐵工所製造)

北海道との関わり:毎年春にレンタルでやって来て道内主要路線を検測する。

備  考:前身のキヤ191系の老朽化による置き換えで登場。道内を行脚して歩く業務用車両。

・気動車ながら検査用のパンタグラフを2機設ける。またパンタグラフ周囲には架線を照らす照明がついている。

・エンジンは北海道ではなじみの無いカミンズ製のエンジンを2機備える。

・3両編成で1両ずつ役割が異なる。

 運転席の様子

 

北海道へ唯一本州からの風を運んで来た本州型特急型車両485系

 

製  造:1968〜74年

改造初年(3000番台化):1996年

北海道関連運用:八戸ー函館(特急白鳥)

備   考:1996年より老朽化対策で大きくリニューアルされた。2002年に海峡線が特急化されてからは、北海道所属の789系と共に八戸ー函館を走るほか、弘前ー八戸の特急つがるでも走る。

・北海道へは現在3000番台のみの乗り入れになっているが、かつては1000番台も国鉄色を纏って乗り入れていた。

・2016年北海道新幹線開業により特急白鳥廃止と共に全廃となった

 485系3000番台普通車内

 485系3000番台グリーン車内

 かつて乗り入れていた1000番台

 

廃止後も陸別で銀河線を伝え続けるCR70型気動車

製造年:1989年

運  用:北海道ちほく高原鉄道 北見ー池田 北見ー帯広(快速銀河)

現  状:2006年4月ふるさと銀河線廃止に伴い、海外へ売却、保存等された。そのうち旧陸別駅で開設したりくべつ鉄道には6両動態保存され夏の間運転体験などで構内を走り回っている。

備  考:ふるさと銀河線用として導入された軽快気動車であるが、第3セクター鉄道であるため、10年ほどで寿命の来る軽快車両しか導入できないが、更新費の捻出が難しく、路線自体の先行きも不透明であったので、延命が続けられ、耐久年数の2倍近くを使われることになった。銀河線活性化を狙った企画の銀河鉄道999で2両ラッピング車両となったが、これはCR75型である。JR線区内は、保安設備の関係上、必ずJRの車両の後ろに連結されるため、JR線内では先頭に立つことはなかった。

 車内の様子

 

新しい地方交通の形となるか、バスと鉄道が融合したDMV (デュアル・モード・ビークル)

製造初年:2004年

概  要:マイクロバスを改造し、線路と道路の両方を走ることができるようにしたもの

備  考:2005年に2両編成でも走行ができるU−DMC(Uはユニット)が開発された。鉄道車両では乗客人数に合わないという地方交通線などに投入することなどを目的にJR北海道が開発中である。

・2007年春より、U−DMV編成が営業ナンバーをつけ、気道車として釧路運輸車両所に所属となり、釧網線で観光・団体専用ではあるものの、営業運転を行っている。線路上はJRの運転手が、路上は地元バス会社のドライバーが運転する。見た目マイクロバスでも線路上は他の鉄道車両と同じ運行方法をとっている。

・北海道内だけでなく本州、九州へも貸し出しで遠征している

・2015年開発の全面中止により計画も白紙となり廃車となった

 大型化した新しいDMV試験車両

 

影で鉄路を支えるスイス製レール削正車両 RR16

 

製  造:2005年

概  要:走行しながらレールを削正する車両。低速で何度か往復し、レールを整える。

備  考:スイス製で日本の企業を通し導入された。普段は活躍中のシーンをあまり目にすることがない作業機械。

 

ちょっとした入れ替えから除雪、保線作業までこなすモーターカー

業務内容:主にラッセル車、ロータリー車の役目を果たす。近年は本来のラッセル車であるDE15ラッセル車の老朽化でラッセル車に変わり除雪業務を担う。排雪モーターカーは通称ハイモと呼ばれ、ラッセルモーターカーはラモなどと呼ばれる。本来これは機械に分類されるが、本線上を走るために必要な保安設備を設けたものもあり、これにはDBR600という形式がつけられ、本来線路を閉鎖してからでは行なえない作業を、通常の列車同様に行うことができるようになっている。除雪のない時期は作業車両の牽引などを行なっている。なおDBR600は台車を軸に車体が回転し、必要に応じてラッセル、ロータリーを選択できる画期的な仕組みになっている。

 

列車に乗りながら焼肉ができるバーベキューカーナハ29000

製造年:2000〜2003年

運  用:ノロッコ号増結、団体臨時等

概  要:元カートレイン用の高速有蓋車ワキ10000より改造。ナハ29001、29002はバーベキューカーとして、29003は富良野美瑛ノロッコ増結用として改造されたが、バーベキューカーもノロッコ号の増結に当たることもある。

・運転時は主に気動車に挟み込まれることが多く挟み込むのはキハ141やキハ40が多い。

・所属はバーベキューカー2両は釧路運輸車両所、ノロッコ増結用は旭川運転所となる

 

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